「仮説検証ブートキャンプ」プログラム、鋭意、進行中
組込みシステム技術領域における人材育成プロジェクト「仮説検証ブートキャンプ」今年度のプロブラムが予定通り進行しています。全参加者数は、17社59名です。
このページでは、プログラムの進行状況のレポートと予定を順次掲載します。
仮説検証の知識習得
8月10日~9月2日 オンライン学習
9月2日 検定試験
「仮説検証」の知識と手法をオンライン教材で学ぶことからスタート。
参加者の皆さんが、テキスト、および、解説動画を2週間かけて視聴。見事!全員が検定試験(50分)に合格されました。解説動画は密度の濃い内容となっており、参加者各位が集中して学習された成果です。
また、あわせて、次ステップ「実践形式フィールドワーク・ワークショップ」にむけての解説動画5本も視聴。
実戦形式フィールドワーク・ワークショップ:DAY1
9月24日 リアル開催(全3回のうちの初回)
開催会場に参加者を含む80名近い関係者が集いました。
本プログラム監修者の篠原稔和氏(NPO人間中心設計推進機構理事長)からの解説に続き、プログラム進行サポーター(全15名)が紹介されました。彼らは、仮説検証スキルのベースとなる「人間中心デザイン」の専門家資格を有しています。全10チーム(1チーム5~6名)に対しサポーター1~2名ずつが担当、参加者の議論を見守る役割を担います。
最初に事前に用意された3つの課題が提示され、各チームでの議論を経た後、チーム間投票によって統一課題【災害発生時には、デジタル嫌いまたは苦手な人にITでどんな価値を提供できるか?】が設定されました。
課題が決まると、いよいよ、仮説検証の取り組みの始まりです。
【仮説1】:利用者やターゲットユーザーの人物像(ペルソナ)を想定し、【検証1】:利用者やターゲットユーザーの実際の想いを確認して検証するためのインタビュー術を会得するため、各チーム内でさらに2班に分かれ、インタビュー役、利用者役、観察役をそれぞれ1回ずつ体験します。この体験を通じて、自身が利用者になりきる感覚も養い、見直しを重ねることで人物像が明確になります。インタビュースキルを高め、利用者の言葉を傾聴できるようになることで、商品やサービスに対する本質的な要求や潜在的な課題を探りだす確率が高まっていくのです。
参加者の眼差しは真剣そのものであり、各チームから時折、歓声も上がり、初日の緊張も和らぎ、参加者の前向きな参加意識に支えられて、DAY1のワークショップを終えました。
実戦形式フィールドワーク・ワークショップ:DAY2
10月22日 リアル開催(全3回のうちの第2回)
(レポート準備中)
今後の予定 実戦形式フィールドワーク・ワークショップ:DAY3
11月5日 リアル開催(全3回のうちの第3回)
企画プレゼンテーション: 11月22日 13時15分~16時45分
Edge Tech+2024 セミナー会場 ROOM Eにて開催